気胸とは、肺の表面を覆っている薄い膜(胸膜もしくは肋膜)が風船状にふくれて破れ、吸い込んだ空気が胸腔(肺のまわりの狭い空間)に漏れて、肺を圧迫する病気です。
気胸は悪性の病気ではありませんが、ひどくなると呼吸が出来ずに窒息の可能性のある危険な病気です。10代から30代の若くて、背の高い痩せた男性に多く見られます。内科的な治療では再発しやすいのが特徴で、およそ5人に1人か2人位が再発します。
※呼吸がし辛い、息苦しい、胸が痛いといった症状がある場合は、当院へご相談下さい。
気胸の治療方法
多くは原因がなく胸痛、呼吸困難、乾性咳嗽の症状がでたりしますが、運動や咳嗽などで原因が明らかになることがあります。
治療方法としては、虚脱した肺を再度膨張させたり、再発を防ぐために内科的治療や外科的治療などの手段をとります。