骨粗しょう症は加齢などの原因により、骨の量が減少したり、骨の質が劣化したりしてスカスカになり、もろくなって骨折リスクが高くなってしまう疾患です。
骨に含まれるカルシウムなどの量(骨密度)は若年期をピークに、年齢とともに減少していきます。この減少のため、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折をきたしたり、ちょっとした転倒で骨折するといった事態を引き起こしがちです。
現在、わが国で寝たきりになる原因の第3位が転倒による骨折ですし、介護が必要となる主な原因の10%近くが「骨折・転倒」によるものですから、要注意です。
気になる方は、ぜひ骨粗しょう症の検査を受けてみてください。
当院の骨粗しょう症検査
超音波法
超音波(エコー)を使った骨密度測定法です。かかとの部分に超音波を流して骨密度を測ります。
血液検査
骨代謝マーカーの値により、骨の新陳代謝の速度を知ることが出来ます。骨代謝マーカーは血液検査などによって測定されます。骨吸収を示す骨代謝マーカーの高い人は骨密度の低下速度が速いことから、骨密度の値にかかわらず骨折の危険性が高くなっています。この検査は、骨粗しょう症を他の疾患と区別するためにも行われます。
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一般内科、循環器内科、アレルギー科 |
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第2・4水曜、第1・3土曜、日曜、祝日 |